2022年7月14日、田中麻理子講師の論文がLiver International誌に公開されました。
Tanaka M, et al. KRAS mutation in intrahepatic cholangiocarcinoma: Linkage with metastasis-free survival and reduced E-cadherin expression.
肝内胆管癌の中でKRAS変異陽性例は、 術後に遠隔転移再発を来しやすく、 治療選択に際して患者層別化に有用なマーカーである可能性を示し ました。分子病理学的背景としては、 KRAS変異はbuddingやE- cadherin発現減弱に関与しており、 転移を促す要因となっていることが示唆されました。https://doi.org/10.1111/liv.15366