2022年10月18日、 牛久綾准教授の論文がHistopathology誌に公開され ました。
大腸癌データを元に開発されたMSI検査が現在普及していますが 、その他の消化管癌(胃癌、食道胃接合部癌、小腸癌) におけるMSI検査結果を詳細に検討し、 食道胃接合部癌や小腸癌ではMSI検査で用いられるマイクロサテ ライトマーカーの塩基のずれが小さい例があり、 偽陰性となり得ることを初めて報告しました。 がん診療において重要なMSIテストのピットフォールを示した論 文です。
Aya Shinozaki-Ushiku, et al. “Microsatellite Instability Profiles of Gastrointestinal Cancers: Comparison between Non-Colorectal and Colorectal Origin” Histopathology. 2022.