牛久 哲男Tetsuo Ushiku教授 病理部長 東大医卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 |
教授挨拶 |
鯉沼 代造Daizo Koinuma准教授 東北大医卒 医師、医学博士 呼吸器専門医 総合内科専門医 |
聖路加国際病院での内科研修ののち東北大学で主にびまん性肺疾患 |
牛久 綾 (旧姓 篠崎)Aya Shinozaki-Ushiku准教授 (統合ゲノム学) 病理部副部長 東大医2004年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
初期臨床研修後、大学院博士課程を経て、2010年4月より助教。2012年4月から2013年1月まで、米国Massachusetts General Hospital、Massachusetts Eye and Ear Infirmaryへ留学し、頭頸部病理診断学を学びました。2016年4月より病理部講師。2020年6月に統合ゲノム学准教授に着任し、ゲノム診療部および病理部を兼任しています。大学院博士課程から現在まで、EBV関連胃癌における発癌機構の解明をテーマとし、細胞接着因子の発現やヒトおよびウイルス由来のmicroRNA発現異常などの観点から研究を行っています。形態学から得られる知見を基盤とし、新たな分子生物学手法を積極的に取り入れることにより、種々の疾患の病態を解明することを目標としています。このほか、頭頚部(唾液腺腫瘍)、肺(腫瘍および非腫瘍性疾患)、血液(悪性リンパ腫、白血病)などの領域にも関心があります。また、エキスパートパネルのメンバーとして、東大病院におけるがんゲノム医療の実施に貢献しています。癌に対する分子標的治療や難治性疾患に対する移植医療など、近年の医療の進歩に伴い、病理診断の重要性がますます高まっていますが、それに応えられるような質の高い病理診断を提供できるよう日々心がけています。 |
田中 麻理子Mariko Tanaka病院講師 病理部副部長 東大医2006年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 |
東京大学医学部附属病院初期臨床研修(自由選択期間に病理部で研修)修了後、同大学院博士課程に進学し深山前教授のご指導のもと、膵癌・胆管癌の病理組織学形態学的な研究、並びに、膵発癌機序の解明に努めました。2012年助教、2018年特任講師、2021年に現職に着任いたしました。病理診断医として、臨床医の先生方や技師の方々と情報を共有し、患者さんの適切な医療につなげてゆく一つの大切な役割を果たしてまいりたいと思っております。また、肝胆膵領域疾患について形態学の視点から研究を続けております。教育については、次の世代の医療を担っていく学生さんや研修医の先生方が病理学を通して疾患の理解を深めることができればと思っております。 |
国田 朱子Akiko Kunita特任講師 (次世代プレシジョンメディシン開発講座) 東大院医2008年修了 医学博士 |
学部時代は生物学を専攻し、 |
阿部 浩幸Hiroyuki Abe講師 病理部副部長 東大医2007年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
初期研修後、千葉県の旭中央病院で1年間、病理の基礎を学びました。大学院では病理診断・解剖の研鑽に加え、深山前教授の指導の下でEBV関連胃癌の研究に携わりました。学位取得後もEBV関連胃癌の発癌メカニズムや腫瘍免疫に関する研究を継続するとともに、食道癌・胃癌・大腸癌を対象として形態を基盤とした消化管病理学研究に従事しています。また近年は病理画像を対象とした人工知能(AI)の研究開発に参画し、胃・大腸生検の診断支援システム開発などに取り組んでいます。診療面では転移性肝腫瘍のCancer Board、腎生検及び移植後心筋生検の診断を主に担当しています。2013年4月より附属病院病理部助教、2018年9月より現職。今後も研鑽に努め、研究・診療・教育を広く、深く追究したいと存じます。 |
鈴木 理樹Masaki Suzuki特任講師 (病院) 島根大医2009年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
初期研修中に千葉大学医学部附属病院および千葉労災病院にて病理診断の基礎を学びました。その後、千葉大学大学院に入学し、病理診断の研鑽を積みながら高悪性度胎児型肺腺癌(H-FLAC)の臨床病理学的特徴について研究しました。2016年より神奈川県立がんセンター、2021年4月より東大附属病院病理部助教、2024年6月より現職に着任。現在はH-FLACの研究を継続しつつ、肺癌の浸潤様式や組織構造に着目した形態学的な研究を行っています。患者が適切な治療を受けられるように質の高い病理診断を心がけるとともに、H-FLACの研究を通じて新たな治療標的因子を同定することを目指し、今後も精進していきたいと思っています。趣味は草野球とラーメンの食べ歩きです。四大学野球大会優勝を目指し、診断業務や研究と並行して日々鍛錬に励んでいます。 |
安永 瑛一Yoichi Yasunaga助教(病院) 東大医2015年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
初期臨床研修修了後、大学院に入学し、東大病院や関連病院で病理診断・病理解剖を学びつつ、膵神経内分泌腫瘍の研究を行いました。大学院修了後、2021年4月より文科省「つなぐ」プロジェクト特任助教、同年12月より現職に着任しました。現在は、質の高い診断と的確なコミュニケーションにより臨床の現場に貢献できる病理医を目指し、修練に励んでいます。大学病院という環境を活かし、難解な症例であっても粘り強く検討し、診療の質の向上につながるような診断を行っていきたいです。Cancer Boardは骨軟部を担当しています。趣味はカラオケです。 |
深川 彰彦Akihiko Fukagawa助教(人体病理) 山梨大学2016年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
初期研修終了後、大学院に入学し、国立がんセンター研究所 がんゲノミクス研究分野 柴田龍弘分野長の下で腎細胞癌のゲノム・エピゲノム解析研究を行いました。2025年4月より現職に着任いたしました。病理医として日々丁寧で質の高い診断を心掛けることで適切な診療につながって行けばと考えております。現在も泌尿器腫瘍を対象に研究を継続しており、研究においても医学・医療の進歩に貢献できるよう全力を尽くします。 |
工藤 仁孝Noritaka Kudo助教(人体病理) 熊本大医2017年卒 医師、医学博士 病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
大学卒業後、初期臨床研修と並行して大学院へ進学し、熊本大学大学院機能病理学講座にて研究の基礎を学びました。学位取得後、病理診断、研究をより深く学ぶために当教室の門を叩き、2022年助教(病院)、虎の門病院での勤務を経て、2024年現職に着任しました。患者さんに直接お会いすることは殆どありませんが、常にスライドの向こう側の患者さんを想い、質の高い診断を通じて診療に貢献すると共に、研究を通じて医学・医療の発展に少しでも貢献できることを目標に、日々邁進する所存です。 |
中山 敦仁Atsuhito Nakayama助教(病院) 東大医2017年卒 医師、医学博士 |
虎の門病院での内科系初期研修の後、虎の門病院および三井記念病院病理診断科にて、後期専門研修を行いました。大学院では、東京大学人体病理学・病理診断学教室で、胎児形質型胃癌の未分化性に関わるRNA結合タンパク質の研究を行い、博士号を取得しました。病理診断学の修練を積み、形態学的理解を深めることを軸に据えながら、腫瘍分類学と細胞生物学的原理の新しい接点を見つけられるように、独創性の高い研究活動を行いたいと思っています。 |
山本 周Amane Yamamoto助教(病院) 東大医2017年卒 医師、医学博士 病理専門医 分子病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
大学院では、牛久教授ご指導の下、家族性大腸腺腫症の胃腫瘍をモデルに、胃腫瘍発生における腸上皮化生の意義の検討を行いました。2023年4月より現職。病理医の視点を活かし、病因・病態の解明に貢献できるよう努めたいと思います。 |
大澤 一太Kazuhiro Ohsawa助教(人体病理) 日本医科大学2018年卒 医師、医学博士 病理専門医 |
研究を始めるまでは、東大病院や虎の門病院にて病理診断の基礎を学ばせていただきました。その後大学院にて先端研ゲノムサイエンス&メディシン分野へ配属となり、油谷先生や永江先生ご指導の元、空間トランスクリプトーム技術を用いた胎児形質型胃癌における腫瘍微小環境の研究を行いました。2025年より現職に着任いたしました。病理診断学の肝である形態と、その背景にある細胞生物学的動態の橋渡しができるよう努めてまいります。 |
岸野 祐也Yuya Kishino助教(病院) 東大医2018年卒 医師、医学博士 病理専門医 |
疾患を目に見える形で捉えられる点に興味を持ち、病理医を志しました。初期臨床研修修了後、東大病院や関連病院で病理診断を学びました。大学院時代は、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患のメカニズム解明をテーマとし、培養細胞やショウジョウバエなどを用い研究を行いました。大学院卒業後、国立がん研究センター東病院で病理診断の経験を重ね、2025年4月より現職に着任しました。より質の高い診断、および、病理医としての視点を活かした研究を通じて、臨床の現場に還元できるよう研鑽を積んで参ります。 |
名和 純一Nawa Junichi特任助教(病院) 東大医2019年卒 医師、医学博士 病理専門医 |
大学院では牛久教授ご指導の下、小腸非乳頭部の腺腫および腺癌に関する研究を行いました。2025年4月より現職。稀少な疾患である小腸腫瘍の治療に少しでも役立つ診断、研究ができるよう日々努力していきます。 |
東大病理集合写真
大学院生
D4 |
外園 晋夫
栗原 光累(消化器内科)
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D3 |
辻本 敬之
松原 丈二
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D2 |
岡村 祐希
村田 洋介
花村 優太
髙原 嘉祥
佐藤 ももか(消化器内科)
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D1 |
高田 拓弥
中嶋 史音
乙幡 耕平
久下 岳
古久保 宙希
高橋 千早
鳥谷部 咲良
要 知輝(胃・食道外科)
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専攻医 |
占部 秀典
上野 智代
岩原 加奈
西川 裕里香(米国研修中)
正門 史也
山嶋 誠一
二荒 鴻
吉田 将太
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図書・剖検担当 |
星野 由紀子 |
検査技師
副臨床検査技師長
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濱川 真治 | 認定病理検査技師 細胞検査士 国際細胞検査士 |
主任検査技師 |
河戸 亜弥子 | 細胞検査士 国際細胞検査士 |
鈴木 由美恵 | 認定病理検査技師 細胞検査士 国際細胞検査士 |
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竹内 裕子 | 細胞検査士 国際細胞検査士 |
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角田 千能 | 認定病理検査技師 細胞検査士 国際細胞検査士 |
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技師 |
金子 伸行 | 認定病理検査技師 細胞検査士 国際細胞検査士 |
新井 千穂 | 細胞検査士 | |
宇城 麻子 | 細胞検査士 | |
近江 多美 | 認定病理検査技師 細胞検査士 国際細胞検査士 |
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黒坂 響歌 | 細胞検査士 | |
越野 須緒美 | 細胞検査士 | |
板倉 祐里 | 細胞検査士 |
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髙橋 信行 | ||
杉崎 綾奈 | ||
中島 海 | ||
榎本 あつみ | 細胞検査士 | |
櫛引 来明 | 細胞検査士 | |
瀬下 奈々美 | ||
小川 優子 (バイオリソースセンター) | ||
佐藤 孝夫 (バイオリソースセンター) | ||
小林 晃子 (バイオリソースセンター) | ||
南雲 吉代 (バイオリソースセンター) | ||
事務補佐 |
岩田 淳子 大沼 正江 |
(順不同)